「マリー&ガリー」に登場する科学者と、日本の歴史の対応
というわけで、「マリー&ガリー」に登場する科学者の時代と、日本の歴史をつきあわせてみることにする。
ガリレオとニュートンについては、地動説の流れと日本の歴史ですでにちょろっと書いた。
キュリー夫人、すなわちマリー・キュリーは、1867年〜1934年、大政奉還の年に生まれ、昭和9年に死去している。ノーベル物理学賞をとった1903年、化学賞をとった1911年は明治時代で、その間に日露戦争が起こっている。
ヘルツは1857年〜1894年、若くしてなくなっている。電磁波の放射の存在を実証したのが1888年、日本ではその翌年に大日本帝国憲法発布。
アルキメデスはいきなり紀元前287年〜212年。娘がびっくりしていた。日本は弥生時代。卑弥呼はまだ。娘はこのことで、古代ギリシャとアルキメデスの偉大さを感じたらしい。
フレミングは1849年〜1945年、生まれたのは徳川家慶が将軍のころで、第二次世界大戦が終わった年に死没・・・って、そんなこと可能!?と思いきや、95歳で亡くなったようで、長生きではあったよう。
レオナルド・ダ・ヴィンチは1452年〜1519年、私はもっと古いかと思ってた。そっか、ルネサンスか。なんか、復興される側にいる感覚があった。日本は室町時代、モナリザを描きおえた1506年に、雪舟がなくなっている。
ダーウィンは1809年〜1882年、日本は江戸から明治の頃。『種の起源』が出された1859年のは、第14代将軍、家茂が就任した翌年。
エジソンは1847年〜1931年、生まれたのは徳川家慶が将軍のころ、亡くなったのは昭和6年。
フレミングと重なっているのだな。蓄音機が発明された1877年、日本では西南戦争が起きている。
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というわけで、生まれた順に並べると、アルキメデスがうーんと早くて、次にダヴィンチ、それからガリレオ、ニュートン、あとは19世紀で、ダーウィン、エジソン、フレミング、ヘルツ、マリー・キュリーとなっております。
ぜーぜーはーはー
あってるかしらん・・・
(なお、これを調べるにあたって、ユリウス暦とグレゴリオ暦のことも気になったけれど、今回は見送りまする〜〜)