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10をつくるのは親切心か搾取か(下)

次の日も、くりあがりのあるたしざんをやってみた。
「10より大きいたしざんは、やさしさがミソだったよね〜」
といいながら復習して、はっと思った。

3+8 で 3から8に2をあげるわけだけど、
小さい数から大きい数にあげるってどうよ?
力の強いものが力の弱いものから搾取している感じがしないか。

娘に自分の戸惑いをそのまま伝えてみたところ、
じゃあ、大きいほうから小さいほうへあげてみようということになった。

実際に計算したところ、苦労したらしく、
やっぱり小さいほうから大きいほうへあげたほうがいい、
ということになった。

「あれと思えばいいんんじゃない、勝ったときに景品もらえるでしょ?」
と娘。

大きい数は大きいということで何かの勝負に勝ち、
小さい数から景品をもらえるという発想になった。

1ケタのひきざんがこんがらがったのは、
1ケタのたしざんのあとに1ケタのひきざんにうつったときに、
次の計算→きのうやったあれ、となってしまって、
○−○ の形なのにたしざんをしてしまったから。
しかも、単純に+にかえただけではなかったみたい。
あまり詳しくきかなかったので、どういう計算をしたかは不明のまま。

ちなみに、くりあがりのあるたしざんについて、
5のかたまりで考える方法がある。
6+8=(5+1)+(5+3)=(5+5)+(1+3)=14
というふうに。

5のかたまりを意識すると、大きな数をとらえやすく、
(子どもによっては)計算がしやすくなる(らしい)。

私は家庭においてこの方法で教育されたが
事情があり、10の補数を使う方法にむりやり頭を切り替えた。

できるならどちらでもいいと個人的には思う。
6+8 がどうしてもできなかった子が、
5のかたまりを意識することでできるようになるならば、
それでいいと思う。

また、10の補数でできるようになるのをゆっくり待ってもいいと思う。

それから、くり下がりのあるひきざんとの整合性を考えて
最初から10の補数でいったほうがいいんじゃないか、
という意見があったとしても、
たしざんについては最初は5のかたまりを意識して、
だんだんと10の補数に意識を向けてもいいような気がする。

ちなみに、わが家では「5のかたまり」を意識させる方法は、
いまのところ教えていないし、教える予定もない。

先日の保護者会から察するに、
担任の先生は10の補数に重きをおいておられると感じたので、
家庭においてもそちらのフォローをしようと思っている。

追記:「5のかたまり」を使う計算方法も教わったようです。
くり上がりのあるたしざん

 2008.09.24 Wednesday 06:38 算数・数学 permalink