ぼぴぼ ― bo-pi-bo ―

先日の寒い夜の就寝時。

足もとが寒いらしい娘が、
私の布団の中に足を突っ込んできた。
(わが家は布団を並べて寝ている)

確かに冷えている。

一方、寒がりゆえ
起きている間も寝るときも、
寒さ対策万全の母の足もとはあたたかい。

というわけでしばらくの間、
ぬくもりをお裾分けしていたのだが、
冷たい足はやっぱり冷たい。

かわいい娘の足だから冷たくない、
ということはない。

それに布団にやや隙間ができて、
それも少し冷たい空気を入れている気が
しないでもない。

というわけで、
ほどなく追い出す「にんぴにん」の母。

「にんぴにん」とは「人非人」のことだけれど、
なぜか変換してくれない。

えっ、50年間、読み方を間違えていたのか??
と不安になったので検索してみた。
http://dictionary.goo.ne.jp/jn/168984/meaning/m0u/

2番目の説明にちょっと惹かれた。
へぇ、ひとでなしは俗な神なのかー(ちがう)

とにもかくにも人非人のハハなのだが、
ハハだから「ぼぴぼ」だね、と言ってみる。

脳内では母非母と変換される。

というか、漢字を思い描かないと、
発音できない不思議な言葉だ。

だから○○ちゃんは、
「こぴこ(娘非娘)」だね、
と言ってみる。

「えー!?」

と何も非がない娘は驚く。

私「だって、母にあらず母の娘なら、
  娘にあらず娘じゃん?」

母はだんだん楽しくなってくる。

そうしてお話が始まってしまった。


  あるところに
  ぼぴぼとこぴこがすんでいました。

  ぼぴぼとこぴこが
  やぴや(家非家)にすんでいました。

  ・・・・・・・



あのー、おととしの夏も言いましたが。

 
  いいから寝ろっ>そこの親子


と、なんの非もない娘を巻き込むbobibo。

でもきっと楽しい話をしたから、
kopikoの心は少しあたたまったにちがいない。うん。


| /PAGES |