一方、読書のほうは
夏休みには「読書」という宿題もあった。
読書記録をつけて、
そのなかの1冊について簡単な感想を書くもの。

先生から、1000ページは読むように、
とお達しがあったらしい。

500ページくらいまでは無理なくいけたのだが、
そのあとがなかなか進まない。

で、何しろ小学生時代に本を読むということを
ほとんどしなかった私、お薦めの本を思いつかない。

いっしょに図書館に行ってテキトーに見繕ってみるが、
娘は読む気になれないらしい。

そんななか、どうやら自分は
歴史に興味があるのかもしれないと気づき始めた娘。

そもそものきっかけは、
『今夜はヒストリー』というテレビ番組だったと思う。

また、トヨタのReBORNのCMにも
興味があるようだった。
(東京ガスのガスパッチョ織田信長編のときには
何も言っていなかったような気がする)

そして、パパからもらった(?)
『平家物語 平清盛』(那須田淳)で、
本が面白くなってきたらしい。

しかし図書館にあった本のうち娘が読むことができたのは、
春日局をテーマにした冊子のうちの、
20ページくらいの物語部分で、
それ以外には見つからないということで、
もうこうなったらマンガでもいいことにしようよ、
と書店に連れていき、
手にしたのがポプラ社コミック版の
『明智光秀』と『木曽義仲』。

娘がなぜこの2冊を選んだのかはわからない。
絵で選んだのかな??

ひとつわかっていたことは、
娘は、時代の区切りよりも、人物の区切りで
歴史の本を読みたいらしいということ。

で、これらを読み終わり、今度は別の書店で
『織田信長は名探偵!!』(楠木誠一郎)を購入。

そしてこのシリーズにはすっかりはまり、
その後、平清盛、安部晴明、
“うつけ者(若い頃の織田信長)”を、読んだしだい。

うち1冊はAmazonで中古を購入したのだけれど、
娘ってば、バイクの音で届いたのがわかったらしく、
自分で郵便受けにとりに行っていた。
それだけ楽しみにしていたらしい。

私も、『平清盛』(那須田 淳)と
『織田信長は名探偵!!』(楠木誠一郎)
を読んでみたのだが、確かに面白い。

読む前は、フィクション部分が多いのではないかと
ちょっと気にしていたのだが、
そういうことがどうでもよくなってくる感じ。

ちなみに、マンガ2冊も読んでみたが、
マンガではないほうが絶対面白いし、読みやすい。

 明智光秀と木曽義仲という人選が
 関係しているのかもしれないが、
 それ以前の問題であるように感じた。

それから、時代で区切らず人物で区切っているので、
同じ人物が、複数の本で違う描かれ方をしており、
そのことに娘が注目しているのも、面白いと思った。

たぶんいまは、ある1人の人物の「物語」として、
歴史の本(フィクション)を楽しんでいるのだと思う。
それがいつか、多角的につながっていくと面白いね。

で、ページ数のノルマも十分達成したので、
感想文を書くのをどれにしようか4冊にしぼりこみ、
それらを机の上にならべて迷ったすえ、
そのうちの1冊の感想を書いていた娘。
その作業、私、ノータッチ。

自由研究とのこの違いをなんとする。

もし私が読書好きな小学生時代を送っていたら、
別の展開になっていたのかもなぁ、とも思うし、
どっちにしろ、私が「この本面白いよ〜」と渡しても、
やっぱり読まなかったかもしれないとも思う。
(同じことを、パソコンについても思う)

とにもかくにも、文字数、ページ数の多い本に
抵抗のあった娘が、本というものは
実は読んでみると面白いと気づいたらしく、
それがこの夏のいちばんの収穫だったと思う。

そういえばおととしは
動物ものだったんだねぇ>
 2012.09.06 Thursday 11:32 国語 permalink