心の稼ぎ
少し前のことになるが、noteで
「無」がない話というテキストを書いた。

できるだけ平易に、
なおかつ間違いがないようにと
それなりに気を遣って書いたのだが・・・
(参考にしている本の内容と
 齟齬がないようにという意味で)

できあがってみれば、
あまり平易でもなかったし、
このくらいのものなのかぁ…
と思う仕上がりだった。

でも、書きたいことは書けたし、
気持ちが先につながったから、
書いてよかったと思う。

いつもはだいたいの下書きができると、
PCの画面上でチェックしながら整えていくのだけれど、
あの文章は参考文献もあったし
あちこちから話をもってきていたので、
プリントアウトしたうえで、
赤ペン片手に確認作業を行った。

「仕事かよ〜〜」

と半ば自嘲しながら。

もしかしたら、
「何の稼ぎにもならないのにねぇ」
という内容のことを口にしたかもしれない。

そうしたらそばにいた娘が、
こんなことを言ったのだ。


  「でも、心の稼ぎになるから、
   無駄じゃないんじゃないの?」


「糧」という言葉は聞いたことがあっても、
「心の稼ぎ」という言葉は初めてきいたので、
新鮮だった。

ちなみに note はコンテンツに課金できるので、
自分の文章に値段をつけて売ることもできる。

もちろん、売れるかどうかはわからないのだが、
「一銭にもならない」可能性を消すことは可能だ。

かつては私も、テキストや、
テキストを束ねるマガジンに
課金していたことがある。

そして、買っていただいてうれしかったこともある。

だけどその後は課金していない。
noteで課金することは、
しばらくないだろうと思う。

 自分独自の合理的判断!?に基づいてのことです。
 居候状態でプラットフォームを使わせてもらって
 申し訳ないなぁ…という後ろめたさが
 まったくないわけではないのですが。

なお、課金したことを後悔はしていないし、
買っていただくというのはやっぱりうれしい。
そして、課金したから公開できた文章もある。

でも、あのテキストは無料で公開したかった。

ちなみにいま書いているこの記事は、
「お金がすべてじゃないよね」
「お金より大事なものがあるよね」
ということが言いたくて書いたわけじゃない。

もちろん、
「すべてではない」
のは言わずもがなだが、
お金は大事だ。
 
そういう話ではなく、
娘が使った「心の稼ぎ」という言葉が
面白かったのだ。

「心の糧」という言葉は名詞的だが、
「心の稼ぎ」という言葉は動詞的で、
行動が感じられて面白い。

心の糧も、稼いでこないと
無尽蔵じゃないのかもしれないね〜!
 2016.01.12 Tuesday 17:07 言葉・発想・行動 permalink