2008年の秋にわが家にやってきた金魚2匹。(
*)
ちょっと小ぶりで、きれいなオレンジ色の「みかん」は
2009年の初冬に亡くなった。>
瀕死の金魚、
金魚の埋葬目のふちが黒いクレレは、その後も元気にすごしていたが、
3月18日頃に転覆病のような症状を見せた。
水面近くで横倒しになったり、ひっくりかえったりするのだ。
関連サイトを参考にして、塩水浴に挑戦。
(でも、計算して出した量の多さにびっくりして、
適量とされている濃度にはできなかった)
おなかが妙に膨らんでいるので、
便秘かもしれないと思い、これまたサイトで検索して、
ココア浴なるものに挑戦。
最初は「ココア〜!?」と思ったが、
とあるサイトで説明を読んで、やってみようという気になり、
砂糖もミルクも入っていないココアを少し与えてみる。
どちらが効いたのかはわからないが、
とりあえず転覆病の症状はおさまってきた。
しばらく絶食させてみて、
そろそろ大丈夫かな・・・と思い、少しずつえさをあたえ、
水替えもして塩分濃度をさげていった。
いま思うと、このときもう少し慎重に進めていけば
よかったのかもしれない。
いったんは復活したように見えたが、
その後もなんとなく動きが遅くて元気がなく、娘が言うには、
水槽の壁によくぶつかるようになった気がするとのこと。
そうこうするうち、逆立ち状態で底の砂をくわえようとしたり、
なんだか体勢や動きが不自然。
そして4月1日に、浄水装置の水汲みのパイプのそばに
クレレがくっついていることに気がついた。
電源を抜くと、下に沈む。
泳ぐ力がなくなって、吸い寄せられていたらしい。
再び塩水浴開始。
そのあと、大きな水槽から小さな水槽にうつし、
2/3くらい水を入れかえた状態で塩水浴。
濃度も、このあいだのとは違って、
適度とされている濃度まで徐々にあげていく。
びっくりするとそれなりに動くが、
じっとしていると横倒れになるクレレ。
小さな水槽には浄水装置がないので、
翌日、大きな水槽の水を本格的に掃除して、
そちらで塩水浴。
もうダメかも…と思いながらも、
よく見るとエラを動かしているし、時々目も動くし、
身をくねらせるようにして体を動かし、
少しずつ居場所を変えているので、
もしかしたら・・・と一縷の望みを抱いていた。
でも、もうペットショップには走らなかったし、
薬を買うこともしなかった。
(薬を使える状況ではないだろうと、素人ながらに思った)
そして、4月5日頃、クレレは力尽きる。
もうエラが動かないし、水を揺らして刺激を与えても、
身体は力なく漂うだけ・・・
なかなか踏ん切りがつかず、ようやく4月7日に埋葬。
みかんのときは山茶花のような花を手向けたけれど、
いまはないかな・・・と思って近くをさがすと、
小さな花が1つ、まだそれほど枯れずに落ちていた。
それをクレレに手向け、手をあわせる。
みかんのときとクレレのときとでは、娘の様子も違っていた。
付き合いが長かったということもあるが、
1匹の金魚、ひとつの命が終わっていくことを、
みかんのときよりも、見て、感じていたように思う。
そこに、娘の成長を感じる。
ひとつの命が終わっていくことと、
ひとりの人間が成長していくことは、
きっとつながっているのだろう。
クレレ、がんばってた。
たまたまかもしれないが、娘の指先に反応して、
必死に動こうとするように見えることもあった。
金魚すくいで(すくえなくて)もらったきた金魚とはいえ、
金魚の寿命を考えると、
3年半というのはおそらくかなり短いのだろう。
素人ながらに思うことは、エサのやりすぎと、
水替えの少なさが原因だったのではないかということ。
こういう事態になる前から、水面でじっとしていることが多く、
背びれが水面に触れるためか、よく、充血していた。
薬を与えるとおさまったが、また充血して、
そのうち薬をあたえなくてもおさまることがわかったので
ほうっておいたのだけれど、
水面近くでじっとしているというのは、
よくない兆候だったのではないかと思う。
みかんのときには、クレレが元気だったこともあって、
「弱い個体だったのかも」と思ったのだが、
今回は私の環境管理のせいだと思う。
クレレよ、安らかに・・・
ありがとね。